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寛文美人は桔梗を着るか?

2010.07.23

ギャラリーアビアントの「百花繚乱-うちわ展(7/21~7/31)」に手描きうちわを3枚出品する。京うちわに直接絵の具で描いたもので、下のうちわは、そのうちの一枚。
この女性をワタシは「桔梗さん(仮)」と呼んでいる。
江戸時代初期の寛文年間の女性をイメージし、髪型は嶋田、小袖は寛文小袖の資料を見て描いた。寛文小袖は、肩から裾の方に展開する大胆で動きのある文様と余白の部分を生かすことを特徴とした、寛文年間に完成された小袖である。
図書館で借りた江戸風俗の資料には、右肩から裾にかけて大きく、菊、松、竹、雪輪、手箱、片輪車などが絞りで表現されている寛文小袖が載っていた。ただ、うちわにどうしても秋をイメージした桔梗を小袖の文様として描きたかったのだが、桔梗もしくは秋の七草を描いた寛文小袖を見つけることができなかった。秋草文様は平安時代以来の文様であるので寛文にもあるはずだと思うだが無い。江戸中期以降の小袖には、秋草文様を結構見つけることができたのだが。時代が古いので残っていないのか、それとも、江戸時代の人に言わせたら「寛文の小袖に秋草はないっしょ。」ということなのか。
時代考証の初歩でつまずきながら描いた桔梗さんである。


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ちゃんとしろ。猫

2010.04.26

道端で、仰向けに寝ころんだ太った猫を見る。
ワタシが近づいても気にする様子はまったくない。目をつむったまま、コンクリートに背中をすりつけたままズリズリと動く。背中がゆいのか?
それにしても、知らない人間にお腹を見せるとは何事か!
猫としてのプライドは無いのか!
延々説教してやろうかと思ったが、言葉が通じそうにないのでやめる。

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黒と緑

2010.03.17

美術館へ古い懐石料理の向附皿を見に行く。焼き魚を盛るのにぴったりの備前の鉢を見つける。
欲しい!と思うが展示品。
お茶券を買って、ひどく薄暗い茶室で薄茶を一服いただく。黒楽茶碗の中の
抹茶の緑が美しい。暗い室内でお茶が光っているようにさえ見える。かなり長い間
茶碗とお茶を見つめる。ふと現実に帰ると茶室の外で次のお客さんが待っている。そそくさと茶室を出る。ちなみに今まで見た中で好きな茶碗は、銘「村雲」という茶碗。
きっとこの茶碗の中のお茶も光ってみえるのだろうなあ~。

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Happyスイーツパーティー

2010.03.10

2歳の姪っこのお土産に買った「Happyスイーツパーティー」。切り分けられたり、トッピングを自由にできるケーキ。最近のおもちゃってよくできてるなあ。欲望に逆らえず、つい箱を開けちょっと遊んでみる。

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明けましておめでとうございます。

2010.01.11

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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絵を見る喜び

2009.12.05

出光美術館で開催中の「ユートピア」展へ行く。
夢や楽園を主題とする日本美術の絵画や工芸品が展示されている。仙人や七福神が描かれためでたい絵に心躍る。
すばらしい絵を見ると、いつも心に喜びが広がる。それが同時代の、特に知り合いの絵だったりすると喜びと同時にあせりのようなものも感じるが、古典と呼ばれる絵だとそういうこともなく絵を見る感動だけが心に広がる。
帰りに図録まで買うと、自分だけのものにしたようで当分嬉しい。
図録を見ながら、めでたそうな絵を描いてみる。

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アフロ

2009.11.20

京急電車でに乗る。
けっこう巨大で白髪まじりのアフロヘアの中高年の男性の隣に座る。
思わず凝視してたら、にらまれたので車内吊り広告に目をやる。
メカアフロくんがいきなり目に入る。
メカアフロくんをキャラクターに使った「ながらラジオ」というキャッチコピーの広告。
ラジオを聴きながら日常生活を行おうというおすすめの広告らしい。
シンクロニシティという言葉が頭に浮かぶ。この場合違うのか?

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天狗って。。。

2009.11.12

友人が「すごく面白い」と薦めてくれた大人気作家、森見登美彦の大人気小説「夜は短し歩けよ乙女」を読もうとするが、挫折する。
かなり最初のほうの、京都の先斗町という狭い町筋に、三階建のチンチン電車がやってくるというくだりで、「ああ、ワタシには無理だ」とあきらめてしまう。チンチン電車が出てくるまでも奇想天外な話の展開についていくのに必死だったが、ついに投げ出す。
なんで小説とはいえ先斗町を、屋上に竹藪が繁っている電車が走るのだろう。

前にも、森見登美彦の「山月記」という短編を読んでいて、大学の先輩が「天狗」になったとわかった時点でやめてしまった。話の内容よりも「真面目に読んでたのに、天狗って・・・」という思いが頭をかけめぐった。
人にはそれぞれ、わかる世界とわからない世界がある。
今度は、三階建電車と天狗がでてこない森見登美彦の本を紹介してもらおう。

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注文の多い生き物

2009.05.05

福山。
青木新門氏の「納棺夫日記」を読む。
現代人は身近な人の死にあっても、それはあくまで「人の死で」であり、自分もまた死ぬ存在だと気付くまでには至らないそうである。身につまされる。


青木氏が詩人ということもあり、宮沢賢治の詩がところどころに引用されている。
宮沢賢治は、相手の立場に立つということを、徹底的に実践した人らしい。
「納棺夫日記」には直接関係ないが、ふとわかったことがある。
ワタシは何度か宮沢賢治の「注文の多い料理店」という短編を読んだが、よく意味がわからなかった。解説には、都会文明と放恣(ほうし)な階級とに対する反感と書かれているが、それにしても、ピンとこない。
よく考えたら、ハンターが出会った恐ろしい山猫(らしい)は、他の生き物を食べる人間そのものの姿であり、ハンターは、人間に食べられている「生き物」だ。立場が変わってしまったことにまったく気付かないハンターは、滑稽な本性をさらし、最後は恐怖でただ泣く。
他の生き物の立場に立ったら、人間はこんなに恐ろしいということか。。

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モノの奥

2009.05.04

尾道で。
ワタシの絵が好きだという、とてもありがたく珍しい人にお会いした。

ワタシの絵にはスキ(隙)があり、それは日本の美術品に通づるそうで、
不完全な美を愛する日本人独特の美意識だろうとおっしゃられた。

確かに、「ゆるい」と言われる。

その方は、日本人がシンメトリーな完璧さではなく、不完全な形の中に美をみつけるのは、実はモノそのものの美より、モノの奥になにかを見ている、感じているからだろうとおっしゃる。
なるほど。
「いったい、何を感じているのですか?」とたずねると、
「何だろうね。」というお答え。
そこ、一番大事じゃんと思い、かなりしつこく食らいついたけど、「わからない」とのこと。

気になる。。。

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島根は左

2009.04.30

福山。
ゴールデンウィーク特集(かなり出遅れ)の温泉本をめくる。
島根の温泉はいいらしい。
本物の馬鹿だとばれるのが怖くてずっと黙っていたけど、ワタシは、地理的に広島の上にある鳥取と島根の位置がよくわからなくなる。
広島県人としてはかなり珍しい。
思い切って、向かいに座っている母に
「鳥取と島根が、どっちで右でどっちが左かわからなくなる。」
と言ってみる。
「本物のアホじゃ。やっぱり、新しい地球儀を買わにゃあ。」
と言われる。
ふと思ったけど、県名まで載っている地球儀って無いような・・・

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プロフィール

プロフィールイラスト

いつも心が不安でいっぱいのワタシが、「不安もなく希望もなく」の境地をめざし、あれこれ試しては、絵日記に描くことにしました。
どうぞ、おつきあいください。
なお、デトロイトグレーという色の名前は実際にはありません。このブログのタイトルを決めるとき、ちょうどゼネラルモーターズの経営破たんのニュースが流れていました。
  • イラスト展 2009.09.18 歌謡わたりどり ポートフォリオ
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